冬のひまわり (新潮文庫)

冬のひまわり (新潮文庫)

  • おーちゃんお勧め度: ★★★☆☆
  • 感想: 青春時代の恋を引きずる麻子(主婦、現在30代半ば)は、毎年夏になると初めて心惹かれ身体も許した森谷透との思い出の地である鈴鹿サーキットに足を運ぶ。結末は、うん、やっぱりそうでだよねえ。うん。うん。と思う結末なのだけど、この麻子の夫、良介はやさしすぎる人だなぁ、と思う。というか、こういう過去の恋愛をウジウジ(でもないけど)引きずっている人は嫌いだ。そんなんだったら最初から結婚しないで待つか、結婚したんだからきっぱりあきらめるか・・・すべきではないか。なーんて、そうはうまくいかないのが人生だったりするのかなあ。