『幸福な死』

  • 著者: カミュ
  • 出版社/メーカー: 新潮社 (1976/05)
  • メディア: 文庫本
  • おーちゃんお勧め度: ★★★★☆
  • カバーより: 「アルジェの平凡な青年メルソーは、富裕な不具者ザグルーの”時間は金で購われる”という主張に従い、彼を殺害し金を奪う。そして≪世界を望む家≫で三人の女との共同生活に至福の時を見出したのち、孤独の中で幸福な死を迎える―――カミュにとって最初のロマネスクな企てであり、若い感性と不条理の哲学の生成を示すこの長編小説は『異邦人』生誕の秘密を解き明かす貴重な作品である」
  • 巻末・『幸福な死』の成立について、より: カミュによって刊行されなかったこの『幸福な死』は、一作品というよりはむしろ一つの資料である。
  • 感想: 『異邦人』を読んで、おおーなんだ?なんだ?と思ったら、コチラの本も読んでみるべし?