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- 作者: ジョンアーヴィング,John Irving,都甲幸治,中川千帆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 文庫
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- 出版社/メーカー: 新潮社
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- おーちゃんお勧め度: ★★★★★
- 感想: 私が読んだのは、新潮社の『単行本』なんだけど、装丁はぜんぜん単行本のほうがステキー!映画になるのはいいけど、この顔がリアルなのがいやだわ。しかもこの話は映画で見たら、ちょっとイヤかも・・・。
ともあれ、久しぶりに読んだジョン・アービング。短編を読むのも良いけど、やっぱりジョン・アービングみたいなものすごい長編もどっぷり浸れて良いねえ。
題名は 『未亡人の一年』 だけど、一年のことをコレだけ長く書いてるわけじゃなくて、話は、1958年夏、高校生のエディが小説家テッド・コールの家に助手としてアルバイトに行くところから始まり、テッドの娘そのころ4歳だったルースが41歳になる1995年の秋まで、なんと37年も続く。
誰が主人公なんだろう?エディと、ルース、ルースの母マリアン、父コール、ルースの友人ハナ、それぞれ個性的すぎる登場人物が繰り広げる物語。ジョン・アービングを読んだことがある人も、ない人も、是非ぜひ。お勧めでっせ。