夢十夜 他二篇 (岩波文庫)

夢十夜 他二篇 (岩波文庫)

  • おーちゃんお勧め度: ★★★★★
  • 感想: 漱石の小品と呼ばれる短篇『夢十夜』『文鳥』『永日小品』の三品。「百年待っていてください」と女に言われる『第一夜』、六つになる自分の子供を背負って森へと入っていく『第三夜』、「明治の木には到底仁王は埋まっていないのだ」と悟る『第六夜』、ブタの鼻をたたき続ける『第十夜』・・・、とほんの2、3ページの話ばかりなのに、なにか心に残る話ばかり・・・なのは、小学生とか中学生のころ読んだからなのか!?